生活に革命を与えたGO WILD的生活
はじめに
この記事はフィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2022 - Adventarの20日目の記事です。
昨日 12/19 は
machidaさんの自作サービスを作り切るためのフィヨルドブートキャンプの取り組み | FJORD BOOT CAMP(フィヨルドブートキャンプ)
GennyBoyさんの家庭・仕事とフィヨルドブートキャンプでの学びを両立させるために4時起き生活にしてみた話 - GennyBoy のメモ
でした。「自作サービスを作る」課題は本当に素晴らしく、サービス開発の順番はこの先新しいサービス作るにあたって、そのまま使えるものだと感じました。また、早起きは自分にとって永遠の課題、、チャレンジしたくなってきました。素晴らしい記事、ありがとうございます!
簡単な自己紹介
約2年前に1次産業を生業とする会社を起業し、日々雑務に追われているhondaと申します。また、とある大学の研究を事業化するベンチャーキャピタルでのベンチャーパートナーとして、複数のスタートアップのハンズオン支援もやっています。
今年の11月にフィヨルドブートキャンプをなんとか卒業しましたが、それまではmacすら触ったことのない、カナ打ち(だった)昭和生まれの40代です。この2年で机周りは大きく変化し(自作キーボードにまで手を出してしまいました。。)、この歳になって、その変化にびっくりしています。
本日のテーマ
折角のアドベントカレンダー、フィヨルドブートキャンプで学んだことを書こうかと思ったのですが、自分の拙いプログラミング話よりも、今年非常に感銘を受け、後の人生に影響を与えるであろう本に出会えましたので、興奮しながらその本について書きたいと思います。
その本の名は
「GO WILD」 という本です。
ご存知の方も多い本かもしれませんが、この本についてちょっと語らせてください。この本は、実はほぼ前作と呼べる「脳を鍛えるには運動しかない」という本があります。もともとその本を10年以上前に読んでいた自分は、今年受けた健康診断で初めて再要検査となって、久しぶりにその本を手に取り再読しました。そして、その後に書かれたこの「GO WILD」が気になって購入した、という経緯です。
「GO WILD」とはどういう本か
結構厚い本ですが、一言で言うと、「ホモサピエンスの本質は昔から変わっていないので、それに反する行動を減らして、本来持っている本質にできるだけ沿った生活をした方がいいよ」、という内容です。(以下、主観ましましなので、気になる方はぜひ読んでみてください。)
本に書かれている、ホモサピエンスの本質とは、簡単にまとめると、下記のようなものです。
- 20~10万年前に現代の姿 文明が発達し、穀物を作る現生活になったのはたった2000年前(100分の1)
- 人は持続的に走り続けれるように体が作られている
- 思考は歴史上、行動が内在化したもの
そして本では、この本質から人間のあるべき生活様式を5つの分野に分けて説明しています。長い内容なのですが、ムリムリまとめるとこんな感じです。
食事
- 精糖は取らない。(糖を含む飲み物は取らない。)
- 穀物はできるだけ取らない。カロリーはなるべく脂肪から摂る(ただしトランス脂肪酸はNG。)
- 加工食品はできるだけ避ける。
- 量は気にしない。まずは少しずつ変えていく。
運動
- 好きな運動をする。(日々習慣化することが大事。)
- できるだけ外で自然を感じる。(山登り、トレイルランニングはベスト。)
- 家族、仲間と運動する。
- 定着するまで色々試してみる。
睡眠
- 8〜8.5時間睡眠がベストだが人それぞれ。睡眠は脳の発達に何よりも大事。睡眠を減らすことは成長を止めるので絶対に辞める。(最悪死ぬ。)
- 家族や外部環境音がある方が熟睡しやすいように人はできている。
- 寝る時間と起きる時間を一定にできるとベスト。
バイオフィリア
- 人は哺乳類であり、自然、日光を感じないとビタミンDが生成されなく生きれないように作られている。
- できるだけ自然を感じることが重要。森、緑、森林の香りでも人の脳に効果をもたらす。
マインドフルネス
- 脳は瞑想によって鍛えられる。
- ひたすら静かに座り、心に浮かぶものをあるがままに観察し、心に留める。(このことをマインドフルネスという。)
- または、ある一つの感覚に意識を集中させる時間を持つ。
そして、まずこの中で今やっていない、これからできる、引き金になるものを1〜数個ピックアップして、2週間ほど続けてみて、体の変化を楽しんでみようと語りかけてきます。
読後
再検査となった自分は脳卒中リスクが高いらしく、前々職の同年代の同僚(40代半ば)を最近亡くした自分としては、素直に試してみようと思い立ちました。具体的には上記の中から、
- 精糖は取らない(糖を含む飲み物は取らない)
- 穀物はできるだけ取らない
- 好きな運動をする
を選び、8月後半から9月前半までの2週間実施してみました。するとびっくり、運動しているのに劇的に体が疲れにくくなりました。病気の予防になればという感覚で始めたのですが、この歳で体が疲れにくくなるとは思っていなかったです。それ以降はこの効果が出過ぎたこともあって、特に苦痛もなく続ける事ができています。
今までラーメン愛好家として炭水化物のオンパレードな食事を摂り続けていたので、ギャップが大きく効果が出やすかったのだとは思いますが、自分と同じように、健康について今年考えられた方には是非試読をお勧めしたい一冊です。特に訳者あとがきが熱すぎますよ。
来年の抱負
起業した会社で大学との共同研究が決まり、補助金も認可され、ようやく会社っぽくなってきたので、フィヨルドブートキャンプで作った自作サービスを会社のサービスとしてリリースさせて、様々な人のお力を借りて、少しづつ育てていければと思っています。
そのためには自分のできることを少しでも増やしていく必要があるので、時間を作って、積極的に学習を継続していこうと考えています。皆様、引き続きご指導いただけますと幸いです。
明日はobregonia1さん、yamabe009さんです。非常に楽しみで明日が待ち遠しいです!!
以上、読んでいただき、ありがとうございました!!